学校長ご挨拶

何故フランスか?グローバリゼーションと多様性

フランスはヨーロッパの中心にあり多くの国と国境を接しています。フランスの歴史はこれら近隣諸国との
友好・交流・戦争の繰返しで埋め尽くされており、このような歴史を経て、フランスは貴重な国際感覚「多様性」を持つに至りました。

フランスには2つの多様性の軸があります。ひとつは、言うまでもなくヨーロッパ連合(EU)であり、いまひとつは旧フランス植民地、セネガル、チュニジア、ニジェールの独立指導者たちの提唱によって生まれ、現在63の国・地域が加盟する「国際フランコフォニー機構(OIF)」です。

フランコフォニーの目指すところは、フランス語による連帯・協力にとどまらず、言語と文化の多様性を人類の豊かさとして積極的に受け入れ、振興することにあります。ヨーロッパも同様で、多様性をコミュニケーションの障害物としての存在から相互理解を生む源へと転換させるために、複数外国語教育の重要性が強調されています。このように多様性の大きな軸を2つ持つフランスは、若者がグローバリゼーションだけではなく多様性も兼ね備えた国際感覚を身につけるために、最適の国と言ってよいでしょう。

充実した多言語主義教育

本校は、甲南の建学精神とこれまで培ってきた個性ある教育内容に加え、多様性を重視するフランスの環境・文化を生かした教育を基盤として、世界に通用する人物の育成を目指したいと考えています。

学校長 横山 理
2008年4月
学校長 横山 理